日本には全部で17の獣医大学といわれる獣医師を養成する過程のある「獣医学部」「獣医学科」を設置している大学があります。( 獣医大学とは参照)獣医学を学ぼうと決めたものの、その中でどの獣医大学がおすすめなのでしょうか。人によって選び方は違います。どのような獣医大学に行きたい人に、どの大学がおすすめなのかを掲載しています。
目次
おすすめの選び方:学びたい内容・興味
同じ獣医学を学ぶ大学でも、各大学、カリキュラム、特色があります。例えば、北海道にある大学は、敷地が広大で大型動物に関して学びたい人向けといえます。各大学のカリキュラムを比較していくと、自分の学びたい内容に近い大学が見つかるかもしれません。また、選ぶときに参考になるのが、先輩へ「なぜその大学を選んだのか」という声を聞くことです。
おすすめの選び方:就職先
獣医大学を卒業すると、獣医師になるというイメージが強いかもしれませんが、実際、獣医大学卒業後の進路は獣医師だけではありません。公務員や、民間企業など就職先は様々です。各大学の公式ホームページに卒業生の進路先や人数が掲載されています。自分が卒業後、どんな進路を描いているのか、入学前に一度描いてみることは、大学を選ぶヒントになります。
おすすめの選び方:国家試験の合格率
獣医大学を志す人には、獣医師国家試験の合格を目指す人も多いかと思います。獣医師になるにはこの獣医師国家試験の合格が必要になります。各大学の合格率は新卒平均が9割停程度です。農林水産省のホームページにも大学別の合格率が掲載されています。
おすすめの選び方:偏差値・難易度
入りたい大学が決まっても、偏差値が希望に届かない場合もあるかもしれません。希望の大学の偏差値も確認しておきましょう。獣医大学 偏差値ランキングを掲載していますので、ご参照下さい。
おすすめの選び方:入試形式
国立、私立で入試科目が異なります。国立は他学部同様センター試験があります。国立の獣医大学に進学する場合は、5教科7科目が必要になってきます。
おすすめの選び方:費用
日本の獣医大学には、私立、国立、公立があります。どこを選ぶかによって学費が異なります。そのため学費で大学を選びたい方には、一番安い獣医大学は国立の10大学がおすすめです。その次は、公立の大阪公立大学(旧:大阪府立大学)となっています。私立は大学によって学費が異なります。私立の中で一番学費が安い大学は、酪農学園大学です。6年間通いますので学費も安いものではありません。お金の面からご自分に合った獣医大学を選ぶ事は大切な選択となっています。費用で志望校を変えたくない場合は、「奨学金」という選択肢もあります。
おすすめの選び方:場所
獣医大学は6年間通う必要があります。そのため、6年間通える場所にある大学を選ぶ必要があります。
日本にある獣医大学は全国に17校です。関東地方に5校、北海道に3校、東北地方に2校、中部・関西地方に2校、中国・四国地方に3校、九州地方2校あります。
自宅から通える大学にするのか、下宿など一人暮らしする大学にするのか、6年間ですので、かかるお金も大きく変わってきます。ご両親の意向もあるでしょうし、どこの場所にある獣医大学を選ぶかおすすめの大学が人によって大きく変わってきます。費用を節約したい場合はもちろん、自宅から通える大学がおすすめです。住所だけ見ると近いと感じる大学でもアクセスが悪い事もありますので、時間があれば一度足を運んでみることをおすすめします。
自分だけの「おすすめ」大学を選ぼう
おすすめの大学は、人によって異なります。獣医学を学ぶという決定をしたら、次は学びたい内容や、興味だけでなくお金の面や、場所など現実的な面も含めて考えていく必要が出てきます。各大学のオープンキャンパスに参加したり、情報を収集して、比較していきます。他人から見るとおすすめではないように見える大学でも、自分に適している場合もあります。
実際に大学に足を運んでみると、文面のカリキュラム紹介や特色だけではない、その大学の「雰囲気」を感じることが出来ます。雰囲気が自分に合うというのは、曖昧ですが、実際に大学に行ってみて初めて分かる部分で、また、その人にしか分かりません。
周りのおすすめだけではなく、自分の視点で選ぶことを大切にしてください。自分の「おすすめ」に出えるよう、Pettie獣医大学では様々な、獣医大学に関する情報を掲載しています。是非、色々なページを見てみて下さい。
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